水族館
昨日、映画を見るため品川プリンスまで足をのばした時のこと。
上映まで時間があったので、隣にあった「アクアミュージアム」
という水族館に行ってみる。
こぢんまりとしつつ、なかなかにいい感じなのだけど、、、
やっぱアレだな。
「水族館」って微妙よね。
いや、楽しいは楽しいんだけど、イマイチパンチに欠けるというか、、
「また来ようね!」の一言がどうしても出てこない感じよな、
・・・しょせん、魚。だからかなぁー、、
そういえば、去年 湘南の水族館で見たイルカのショーは、凝っていて、
誰も頼んでないのにアレグリア風味になっているわけよ。
会場に音楽が流れ
お姉さんが、ウェットスーツじゃなくて妖精みたいな衣装で登場。
おぉ、と思う間もなく音きっかけで踊り出す。
(えっ?お前が踊るの?イルカは?)
で、ひたすら、一夜漬けのお楽しみ会レヴェルのダンスを披露。
(…だって、イルカの調教師の方ですよね?そりゃ、そうなりますとも…。)
正味30分くらいのショータイムのうち、20分以上
グダグダな何かの宗教みたいな「揺れ」をえいえん見せられ、
スピーカーからは割れまくったフリー音源丸出しの安いミュージックが、、。
(ねぇ、なにコレ?)
会場の子供達はグズり出し、せっかく持ってきたパパのホームビデオのバッテリーもキッチリなくなり、全員が異変に気付き ざわついて来た所で
ようやく、ズーッと水の中をぐるぐるしてたイルカが、
「バシャッ!」と、高くもなく低くもない なんとも言えないジャンプを披露。
続けてもう一匹も「パチャッ!」とあきらかにヤル気の感じられない
中途半端なジャンプを繰り出す。
それを、二回ほど、、盛り上がっていいのか、まだなのか、
それすら分からないタイミングで繰り返すと、いちもくさんにプールサイドにダッシュして餌の小魚を喰らう。
「・・・。」
『やっつけ。』とは、こういうコトをいうんだなぁ、と感心していると、
妖精の人「ありがとうございました〜」(満面の笑み)
・・・・え?
・・・えぇぇぇえええ!!!?終わりぃい!???
いい位置でイルカを見るため、一時間近く前から席を陣取り
おしっこに行きたいのも我慢してイルカの登場を待ち、
子供にグズられ、それでも幼い息子に娘にいい思い出を。と自分は全然見たくないのに、ビデオカメラまで買わされたお父さん達の会場を後にする歪んだ顔は、見るに耐えなかったなぁ〜。
なぁ、あの「やり切った感」満載で両手を広げて貴族みたいなおじぎしてる人に、誰か注意してやれよ。
「あの〜、ダンスの練習とかそーゆーの分かるんですけどぉ、
正直、イルカがみたいんッスよねぇ」
ってよぉぉおお!!
あれ? ってか、意外と水族館行ってるかも…。
by hirohide0521 | 2007-04-16 03:09 | 日々